第10回|最終発表会¶
〜作ってきたプロダクトを、最終ピッチ!〜
この回は高1・高2のみ
高3は 第9回が最終回 でした(第10回は開講なし)。
🎯 今日のゴール¶
作ってきたプロダクトを 最終ピッチ し、投資 で優勝会社を決める。 そして 講座全体をふりかえる。
用語¶
- ピッチ:短い時間で自分たちのプロダクトを売り込む発表(この講座の「テスト」にあたる)
- 投資:いいと思ったプロダクトにお金(架空)を入れること。評価の代わり
お題¶
「最終ピッチで、いちばんの会社を決めよう」¶
会社Bのまま、これまで磨いてきたプロダクトを発表します。 聞く人は 投資家 として、各社を評価します。
次に何をすればいいか分からなくなったら
① 無理やり次のステップに進む
デザイン思考は くりかえす のが大事。毎回きっちり1周する必要はなく、各ステップを 行ったり来たり してOK。 ただし一番大事なのは テストして、ユーザーからフィードバックをもらって改善する こと。ひとつのステップにずっと留まらないようにしよう。
② 手を動かせるところから始める
何をすればいいか分からないときは、まず 目の前の情報を整理 します。
- すでに決まっていること → まずここから整理する
- まだ決まっていないこと → 根拠とともに 仮決め する
- 自分たちでは決められないこと(変数) → コントロールできないので いったん無視 してOK
手を動かすうちに頭も動き出し、整理の足りていないところ(解像度の低いところ) が見えてきます。
🕰️ 今日のタイムライン¶
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 2分 | 振り返り・今日の流れ |
| 5分 | 評価方法の説明 |
| 18分 | ピッチ大会(3分/会社) |
| 5分 | 投資(会社で相談して配分) |
| 6分 | 集計・結果発表・表彰 |
| 2分 | 片付け |
| 12分 | クロージング&講座全体のふりかえり |
1. 振り返り・今日の流れ(座学)¶
- これまで作ってきた 会社Bのプロダクト を、今日 最終ピッチ する
- 聞く人はみんな 投資家(評価する人)
- 今日は講座の 最終回。最後に全体をふりかえります
今日はデザイン思考のどのステップ?
今日は テスト にあたります。 プロダクトをピッチして、みんなから評価(投資)をもらいます。
2. 評価方法の説明(座学)¶
講師から評価のやり方を説明します。
- 他の会社のピッチを聞きながら、ロイロノートの評価カード に記入します(各会社について/点数と感想のメモ)
- 書いた評価カードは、その会社のピッチ資料の近くに置きます
- ピッチが全部終わったら、会社ごとに「投資」 で各社を評価します(→ 4章)
評価カード(ロイロノートに用意してあります)
聞きながらメモする用です。この点数を参考に、あとで会社として投資先を決めます。
| 項目 | 記入 |
|---|---|
| 会社名 | |
| 新規性 | ◯/10 |
| 課題解決 | ◯/10 |
| 実現可能性 | ◯/10 |
| 買いたいか | ◯/10 |
| ひとこと | |
| あなたの名前 |
| 項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 新規性 | 今までにない発想か |
| 課題解決 | 本当に困りごとが解決するか |
| 実現可能性 | 実際に作れそうか |
| 買いたいか | お金を出してでも使いたいか |
3. ピッチ大会(グループワーク)¶
各会社が 3分以内 で順番にピッチします。
⏰ ピッチする会社のタイムキーパーさんは 3分 をセット!
- 話す人は、作った資料を見せながら
- 聞く人は、その会社の評価カードに記入 → 書けたら その会社のピッチ資料の近くに置く
4. 投資(グループワーク)¶
⏰ タイムキーパーさんは 5分 をセット!
評価カードを参考に、会社で相談して投資 します。
- 各会社は 500万円 の投資予算を持ちます(会社ごとに一律。人数は関係なし)
- 自社以外 の会社に投資します
- 100万円単位、1社あたり 最大300万円 まで
- 全額を使い切る
- 「どの会社にいくら投資するか」を 社長が記録 します
なぜ「1人100万円」ではなく「1会社500万円」なの?
会社によって人数が違うので、1人ずつだと 人数の多い会社が有利 になってしまいます。 会社ごとに同じ予算 にすることで、フェアに評価できます。
5. 集計・結果発表・表彰(座学)¶
- 各社の社長が「どこにいくら投資したか」を発表
- 講師が各社の 集めた投資額の合計 を出す
- 一番多く集めた会社が 優勝 🎉
- 優勝したチームには、ささやかな景品 を差し上げます 🎁
- 全員で拍手!
同額になったら(決選)
合計が同額の会社が出たら、決選投票で順位を決めます。 各自が 「自分のお小遣いで本当に買いたい」プロダクト に1票だけ挙手。票が多いほうを上位に。
6. 片付け(2分)¶
- 2分間 で片付けます
7. クロージング&講座全体のふりかえり(座学)¶
これで講座は終了です。おつかれさまでした!
この講座の狙いは、はじめにこう伝えました。
自分のアイデアを形にすることはとても楽しいです。 課題解決のためのプロダクトデザインを通して、デザイン思考の5つのステップ「共感・定義・発想・プロトタイプ・テスト」を体験します。
- この講座では、共感 → 定義 → 発想 → プロトタイプ → テスト の5ステップを、くりかえして磨いてきました
- 大事なのは、一度で完成させようとしないこと。試して、フィードバックをもらって、また直す。この「くりかえし」こそがデザイン思考です
- これから先、大学生活や社会 で、何かを解決するための プロダクト(製品) を作るとき、あるいは 答えのない未知の課題 に取り組むとき、この5つのステップはきっと役に立ちます
- まず人に 共感 し、課題を 定義 し、たくさん 発想 し、小さく プロトタイプ を作って、テスト する。困ったときは、ぜひ思い出してください
- 自分のアイデアを形にする楽しさを、これからも大切に。本当におつかれさまでした!